回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟とは、急性期治療が終わって容態が安定し、リハビリテーションにより在宅復帰・社会復帰を目指すことを目的とした病棟です。 当院の回復期リハ病棟(36床)では、運動器疾患や脳血管疾患などの急性期治療を終えた患者さんに対して、早期の在宅復帰とADLの向上を目指した、看護とリハビリテーションを提供しています。

 

対象の患者さん

脳血管疾患、骨折(大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節など) , 脊髄損傷 , 神経疾患 , 廃用症候群など

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毎日(365日)のリハビリテーション

リハビリテーション部には現在、PT・OT・ST合わせて約30名のセラピストが在籍しています。在宅復帰に向けて、日常生活動作能力の改善に力を入れています。例えば、ベッドから起きて,歩くなど基本的な動作を理学療法士が、着替えや食事動作など,より具体的な日常動作を作業療法士が、聞く・話す・物を飲みこむといった動作を言語聴覚士が、各々にアセスメントを行い、相談しながらチームでアプローチします。必要に応じて家屋調査を実施し、退院後も安心・安全な生活を送っていただけるようフォローアップいたします。

 

チーム医療の実践

医師をはじめ看護師・看護助手・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・薬剤師・ソーシャルワーカーなどの専門職がチームを作り、カンファレンスを行い、協働で患者さんに合ったプログラムを作成し実践。起床時から就寝時までの間、食事や着替え、歯磨きや整容、排せつなど日常的な動作も含めた生活そのものをリハビリととらえています。

 

在宅復帰を目指す

地域の医療機関や介護事業所と密に連携し、在宅復帰後も安心して生活するためのサービス調整を行います。